EMILIO PUCCI (エミリオプッチ)
Emilio Pucci(エミリオプッチ)は、1947年にナポリ出身のデザイナー、エミリオ・プッチ氏によって創立した、イタリアのファッションブランドです。
高校時代オリンピックのスキーチームの選手だった彼は、自分でデザインしたスキーウェアを雑誌「ハーパースバザー」に掲載し、
人気を博します。以後、同誌から女性用の冬服を依頼され、ニューヨークで売り出されるところから始まります。
「Prince of Prints(プリントの王子)」の異名を持ち、万華鏡を覗いたような華やかなプリント柄と大胆な図柄の通称「プッチ柄」が特徴で、
上質な素材で作り上げられた、エレガントなドレープと柔らかなシルエットに映える、ジュエルトーンと女性らしい装飾が印象的です。
マリリン・モンロー、エリザベス・テーラーなど、アメリカを中心に各国のセレブに受け入れられ、現在でも世界の女性の憧れの的です。
政治家でもあった彼は、衣服やカーペット、アポロ15号使節団のロゴ等々まで手がける多彩な才能の持ち主でしたが、
92年、惜しくも他界しており、娘のラウドミア・プッチ(Laudomia Pucci)がデザインを手がけていましたが、
2015年4月にはクリエイティブディレクターにマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)が就任しています。
瑞々しい大胆なプリント柄に思わず見惚れてしまう人も多いのではないでしょうか。
その精神は現在でも受け継がれ、ドレス、ビーチウェア、バッグ、シューズ、そしてアイウェアなど、様々なラインを展開しており、
今後の展開に目が離せないブランドです。
綺麗な状態で満足です。